一条工務店で基礎工事着工の時に確認したこと
先日、一条工務店で建てる我が家が基礎工事着工が開始されました。
その時に知り合いの建設に詳しい方から基礎工事の時に気をつけておいた方が良いことをアドバイスされたので、
実際に一条工務店の現場監督さんに電話で確認したことを本記事に書きます。
※本記事の内容は電話でのやりとり、確認した本人は素人なので
聞き間違い、理解不足等もあるかもしれません。
レイタンス処理はするのか?
回答は
一条工務店の住宅ではしていません。
レイタンス処理というのは大きな構造物に対して行うものなのでしていません。
でした。
そもそもレイタンスって何ってなると思うので下記をご覧下さい。
専門用語でわからないですよね。自分もインターネットで調べました。
レイタンスとは?
レイタンス とは、コンクリート中の石灰石よりなる微粒子、骨材の微粒分が、上面に上昇して堆積した、多孔質で脆弱な泥膜層のこと。必要以上の加水が行われた場合には特に発生しやすい。
レイタンスが存在する状態でコンクリートを打ち継ぐと、コンクリート同士の付着性を阻害し、ひび割れの原因となることが多いので取り除く必要がある。
レイタンス処理の現状
下水処理施設や橋梁等の大型公共工事では十分に施工管理されて行われることが多いが、一般の住宅やマンションなどの建設の際には重要視されて行われることが少ない。
これに関してはするべき、しなくてもいいと色々な意見があるようです。
僕はしといた方が絶対良いと思うけど、そこまで家の性能に差が出るほどのものではない。ぐらいに思っています。
聞いた話ですと、工務店とかでレイタンス処理をしっかりしているところもあるみたいです。
基礎の水抜き穴は何で埋めるのか?
回答は
上棟後の仕上げまで埋めません。
仕上げの段階で防蟻パテで穴を埋め、最後に基礎の立ち上がりに樹脂系の塗装をして水抜き穴は埋まります。
でした。
基礎の水抜き穴とは
ベタ基礎内に貯まるの雨水等を抜く為の立ち上がり部分にある小さな穴のことです。
基礎の中から撮った水抜き穴の写真です。
基礎の外から撮った水抜き穴の写真です。
夏場はコンクリートを乾かすとき養生シートをかけてくれているのか?
夏の猛暑日で気温35℃を超えるとコンクリートの渇きに良くないそうで
シートをかけるなどの養生をしておいた方が良いそうです。
この記事がわかりやすかったので参考にご覧下さい。
コンクリート温度は「35℃」を超えても問題ない?「38℃」までOK? | 施工管理技士を応援する『施工の神様』
この質問は即答できなかったみたいで、一旦電話を切りしっかりと確認をしてくれました。
回答は
当日の気温は34℃で35℃以上になっていませんでした。
夏場にでも不具合の出ない特別なコンクリートを使用しているので大丈夫です。
それと翌日に散水処理を行います。
立ち上がりのコンクリートには養生シートを掛けれるが、平面の部分にかけるとシートの跡などが付いてしまうのであまりしないようにしている。
でした。
散水処理を行っている様子の写真です。
基礎の立ち上がりの部分にブルーシートで養生している様子の写真です。