一条工務店の窓『防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ』を調べてみた
一条工務店の家は高気密・高断熱で有名です。
高断熱になっているのは窓の性能が良いのも一つの特長でしょう。
一条工務店の窓は『防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ』という名前で、
長くて覚えづらい名前ですね。
断熱性能
窓の断熱性能ですが
一条工務店では 0.8W/㎡・kとなっています。
他ハウスメーカーでⅠ地区(北海道とかの寒い地域)で採用している窓が
1,5W/㎡・kとかになっています。
他の地区のだともっと性能落ちてきますね。
関西とかで北海道と同じ仕様の窓は使えないんです。
一条工務店は全国すべて同じ窓になります。
こだわりを感じ一条工務店の強みだと思います。
補足:単位について(W/㎡・k)
1時間あたり、ガラス1枚を通過する熱量をワットで表したものが『熱貫流率(U値)』で、数値が小さいほど断熱性に優れていることを表します。単位は、「W/㎡・k」で、「ワット・パー・ヘイベイ・ケルビン」と読みます。
窓メーカーの最上級モデルと比べても遜色無い
窓のメーカーで有名なYKKap。
最上級モデルの窓で断熱性能は0,78W/㎡・kとなっています。
一条工務店の窓の断熱瀬能が0,8W/㎡・kなのでほとんど差がありません。
標準でYKKapの最上級モデルと同等の性能を持つ窓が付いてるのということになります。
聞きなれない名前の意味
下の画像は一条工務店の窓です。
すこし聞きなれない単語が多いので、解説を書いておきます。
Low-Eとは
Low-E(ロー・イー)と読みます。
Low Emissivity(ロー・エミシビティー)の略です。
意味は低放射です。
ガラス表面に特殊な金属膜を加工し熱がガラスを通過しにくくしています。
熱が通りにくいガラスということです。
室内側につけると断熱になり、室外側につけると遮熱になり、
一条工務店の窓は両方に使っているので断熱も遮熱もしてくれます。
クリプトンガスとは
ペアガラスの間には空気が入っています。
そこに空気があることで熱を通しにくくなり断熱性能が上がります。
一条工務店の窓はクリプトンガスを使っており、
このクリプトンガスはペアガラスに入れる空気の中でも一番性能が良いのです。
一般的なペアガラスにはアルゴンガスを使っています。
クリプトンガスは高価であまり普及していません。
他のメーカーの窓を見ていてもアルゴンガスなどを使っていました。
まとめ
一条工務店の窓は標準装備で断熱性能の高い窓が付いています。
断熱性能の高さも最高クラスの性能です。
一条工務店の家は高気密・高断熱に特化している家です